【第一弾】ソフトバンク回線の主要格安SIMを徹底比較

昨年2017年、遂にサービスが始まったソフトバンク系の格安SIM。現在、10社ほどあり、それぞれ独自のプランやサービスを展開しています。

今回は、ソフトバンク系格安SIMについて詳しく解説します。ぜひ、参考にしてください。

※価格は全て税抜

ソフトバンク回線の格安SIM

格安SIMでは、ドコモ回線とau回線が多いです。ただ、最近になってソフトバンク回線も徐々に増えており、今後のサービスの拡大に期待が集まります。

今回は、ソフトバンクユーザーのために、2記事にわたり格安SIM9社をご紹介します。

その1:b-mobile S

多くのユーザーが待ち望んだソフトバンク回線の格安SIMとして、2017年に日本通信「b-mobile」がサービスを開始しました。

ドコモ回線の格安SIMとして確固たる地位を築いているb-mobileのソフトバンク回線への参入に注目が集まりました。

b-mobileでは、データ専用SIMだけじゃなく音声通話対応SIMもあり、サービス面で他社より抜けています。

主なプランは、「b-mobile S 開幕SIM」、「b-mobile S スマホ電話SIM」、「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」の3つ。

「b-mobile S 開幕SIM」には、1GB~30GBまでのデータ容量が用意されており、ヘビーユーザーまで幅広く対応したプランです。

1GBや3GBなど少量プランは、他の格安SIMと比較してやや割高ですが、30GBプランになるとかなり安いのが特徴です。

音声通話に対応した「b-mobile S スマホ電話SIM」では、その月に使った分に応じて料金が変わるシステムで1GB~5GBまで使えます。

また、どんなにたくさんデータ通信を使っても、基本的に通信制限にかかることなく快適にインターネットが楽しめるのも大きなメリットです。(5GB以降は最大200kbpsに)

そして、最もおすすめなのが「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」。

これは、月額990円から使える段階制プランで、1GB~15GBまで使用可能。

1GBは月額990円、そこから1GBごと上がり最大15GBまで使えます。15GBになると月額7,240円。月額料金は「b-mobile S スマホ電話SIM」と異なります。

このプランは音声通話対応ですが、「通話5分かけ放題」はセットになっていないので、必要な人はオプションでつけます。

ちなみにこのプランは、ソフトバンク回線だけじゃなくドコモ回線でも使えるようになりました。

b-mobile S 990 ジャストフィットSIM
~1GB:990円
~2GB:1,490円
~3GB:1,990円
~4GB:2,490円
~5GB:2,990円
~6GB:3,490円
~7GB:3,990円
~8GB:4,490円
~9GB:4,990円
~10GB:5,490円
~11GB:5,840円
~12GB:6,190円
~13GB:6,540円
~14GB:6,890円
~15GB:7,240円

最低利用期間は5ヶ月でその間に解約すると解約金として8,000円かかるのも覚えておきたいです。

b-mobileを使う上での注意点

特に、1GBなど少量プランではドコモの安い格安SIMに負けないほどお得ですが、いくつか注意点があります。

まず、テザリングが使えないこと、15GBプランなどテザリングでパソコンやタブレットを使いたくてもできません。

あと、高速通信のON/OFFの切り替えができないのも注意したいです。

通常の格安SIMなら、専用のアプリを使って高速通信のON/OFFができデータ容量の節約が可能ですが(ドコモ回線のb-mobileでは可能)、このb-mobile Sでは未対応です。

速度制限にならないためにも、計画的にデータ通信をしたいものです。

b-mobileの申し込みはこちらから→http://www.bmobile.ne.jp

その2:nuroモバイル

2017年12月より、サービスを開始した「nuroモバイル」。

現在では、「2GB」と「5GB」2つのみの取り扱いですが、「10分かけ放題」のオプションなど、データ通信だけじゃなく通話も楽しみたいという人に最適です。

nuroモバイルでは、iPhoneだけが対象となっており、SIMロック解除をしなくてもそのまま使えます。

nuroモバイルで対応しているiPhoneは「5~6/6 Plus」なので、最新の「iPhoneX」など、まだ公式に動作確認が取れていないものがあります。

2GB:980円(データ専用SIM)
2GB:1,680円(音声通話対応SIM)
5GB:1,780円(データ専用SIM)
5GB:2,480円(音声通話対応SIM)

nuroモバイルの申し込みはこちらから→http://mobile.nuro.jp

その3:スマモバ

1GBプランから30GBプランまで4つのプランを用意しています。

それぞれ1GB、3GB、7GB、そして30GB。全体的に、通信料の割に料金はやや高めに設定されています。

1GB:1,580円
3GB:2,480円
7GB:3,980円
30GB:5,480円

スマモバの申し込みはこちらから→https://smamoba.jp

その4:QTモバイル

株式会社「QTnet」が提供する格安SIMサービス。

あまり知らない人は多いかもしれませんが、このQTモバイルは、日本で初めてドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線の3つに対応したマルチキャリアです。

月額料金850円で10分かけ放題オプションも追加できるので、使いやすく今後の成長に期待したい一つです。

動作確認済み端末は、iPhoneとiPadで、音声通話対応SIMとデータ専用SIMの2つあります。

キャリアの回線ごとに、通信速度の制限条件が異なり、ソフトバンクプランであれば、高速通信がONの状態で直近3日間にプランで規定された通信料を超えると速度制限にかかります。

ただ、この「プランで規定された」という表現に具体的な通信量が記載されておらず、ある日突然通信速度制限にかかったなんてこともあるようです。

また、ソフトバンクプランのみ「通信の最適化」というものが行われ、これは読み込む画像なのが自動的に圧縮される機能で、ユーザー側でOFFにできないようになっているのでやや不便を感じることもあるかもしれません。

QTモバイルの申し込みはこちらから→http://www.qtmobile.jp/beginner/s_type/

まとめ

いかがでしたか?今回は、ソフトバンク回線の格安SIMを4つ紹介しました。

各社、魅力的なプランやサービスを展開しているので、ぜひ自分の使用用途に合ったものを選んでください。