人気No. 1はどこ?格安SIMシェアランキング

最近、格安SIMという言葉が広く知られるようになり、利用する人が急増しています。

今回は、そんな今勢いのある「格安SIM」のシェア率についてご紹介します。人気のあるものに乗り換えて、快適なスマホライフを送りましょう。

格安SIMシェアは10%超

数年前まで、「格安SIM」という言葉を知っている人はそこまで多くありませんでした。

でも、最近になりテレビやCMなどでよく取り上げられようになり、皆さんも格安SIMという言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。

今回は、15歳~69歳の男女44,541人を対象にしたMMD研究所の調査を参考にしています。(参照元:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1700.html)

格安SIMの知名度は、「格安SIMという言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」が最も多く30.5%、「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない(利用を検討するまでに至っていない)」が23.2%、「いくつかのサービス名称はわかるが、内容は知らない」が11.6%、格安SIMを「全く知らない」と回答したのはたった10.2%だけです。

実に、90%近い人が格安SIMについて知っていることになり、その知名度の高さがわかります。

また、実際にメイン機として利用している人は10,1%で、サブブランドの「Y!mobile」を合わせると13.9%、前回の2017年9月の調査に比べると1.6%増えています。

初めて10パーセント台に突入しました。

トップは世界の「楽天」の楽天モバイル

格安SIMをメインで利用している人の中で、最も多かったのは「楽天モバイル」の22.2%、続いて「mineo」の14.3%、「OCN モバイル ONE」の9.7%、「UQモバイル」と「IIJmio」が続きます。

ランキングはこんな感じ。
1:楽天モバイル 22.2%
2:mineo 14.3%
3:OCN モバイル ONE 9.7%
4:UQモバイル 8.7%
5:IIJmio 7.3%
6:BIGLOBEモバイル 6.5%
7:イオンモバイル 4.7%
8:DMMモバイル 4.0%
9:FREETEL SIM 4.0%
10:LINEモバイル 3.2%
11:BIG SIM 2.6%
12:nuroモバイル 1.8%
13:U-mobile 1.3%
以下続く。

また、音声通話対応SIMを利用している人は65.3%、データ専用SIMを利用する人の34.7%よりもかなり多いことがわかります。

最近、LINEなど無料通話アプリが主流になっていますが、やはり仕事などで電話番号を使った通話はまだまだ欠かせないのでしょう。

前回の調査から、音声通話SIMを利用する人は8.8%増加しており、キャリアと同じような使い方をしたいユーザーの意図が感じられます。

音声プランのトップは楽天モバイル、データプランはOCNモバイルONE

契約プラン別に見ると、音声通話対応SIMを契約する人に一番人気なのは「楽天モバイル」の27.3%、続いて「mineo」の16.8%と、楽天モバイルの人気は凄まじいです。

ただ、データ専用SIMでは「OCNモバイルONE」の14.9%がトップ、そして「楽天モバイル」12.8%と続きます。

音声プラントップ3
1:楽天モバイル 27.3%
2:mineo 16.8%
3:UQモバイル 10.5%

データプラントップ3
1:OCN モバイル ONE 14.9%
2:楽天モバイル 12.8%
3:mineo 9.4%

音声プランに、auの老舗「UQモバイル」がランクインしました。このサイトでも、何度か紹介してきた人気格安SIMです。

Android利用者が多い

日本では、iPhone人気が高いですが、格安SIMを利用する人の多くがAndroid端末を使っています。

スマートフォン(Android) 54.5%
スマートフォン(iPhone) 32.8%
タブレット(Android) 4.1%
タブレット(iOS/iPad)2.2%
モバイルルーター 4.8%

データ無制限プランなどのデータ専用SIMをモバイルルーターに入れて運用するのも人気です。

個人的には、iPhone利用者が少なかったのは少し驚きですが、iPhoneと格安SIMの組み合わせに関するこちらの記事もぜひ参考にしてください。
iPhone+格安SIMでスマホ代を節約しよう

デバイス別では、Androidユーザーで最も多いのは「楽天モバイル」の29.2%、続いて「mineo」の11.2%、そして「OCNモバイルONE」の8.9%です

iPhoneでは、「mineo」の22.1%がトップ、「楽天モバイル」の15.7%が続き、「UQモバイル」の12.7%。

ランキングを見てわかることは、上位の3社はどの項目でも非常に人気があるということです。楽天モバイル、OCNモバイルONE、そしてmineoの3つです。

ここからは、その3社の特徴についてです。

楽天モバイル

音声通話・データ専用SIM合わせて6種類のプランがあります。

2017年9月に新しく登場した「スーパーホーダイ」では、最大受信速度1Mbpsに制限されているものの、楽天会員なら「楽天会員割」によって1年間だけ月額料金が1,000円割引になる太っ腹なサービス。

最低利用期間も、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月と好きなものを選べて、長い最低利用期間を選べば「長期優待ボーナス」がもらえます。

月額料金
プランS:2,980円
プランM:3,980円
プランL:5,980円

OCNモバイルONE

利用者が急激に増えている格安SIMの一つ「OCNモバイルONE」。

日単位や月単位で選べる豊富なプランが特徴で、自分の使用用途に合わせてベストなものが見つかります。

余ったデータ容量は翌月(日次プランは翌日)に繰り越せるのも、データ容量を無駄にしないためにもユーザーにとっては嬉しい機能です。

人気プランの月額料金
データ通信専用 110MB/日コース:900円
音声通話対応 110MB/日コース:1,600円
データ通信専用 3GB/月コース:1,100円
音声通話対応 3GB/月コース:1,800円

mineo

ドコモ回線とau回線に対応したマルチキャリア「mineo」。

au回線では、SMSの月額基本料が無料で全体的な料金もお手頃です。「複数回線割」や「家族割」もあるので複数人で使いたい場合にもおすすめ。

また、ユーザー同士でデータ容量を分けあえる「フリータンク」も他社にはない嬉しいサービスです。

人気プランの月額料金
Dプラン シングルタイプ3GB:900円
Dプラン デュアルタイプ3GB:1,600円
Aプラン シングルタイプ6GB:1,580円
Aプラン シングルタイプ6GB:2,190円

まとめ

これからますますシェア率が伸びると予想される「格安SIM」。

すでに利用している人やこれから乗り換えを検討している人は、今回紹介したシェア率の高い格安SIMの中から選んでみてはいかがですか。