ワンコインでお釣りがくる!超低価格の格安SIM

毎月、スマホ代を2,000円ほどに抑えられる格安SIM。実は、選び方によっては500円でお釣りが返ってくるような低価格の格安SIMもあります。

今回は、そんな超絶的に安い格安SIMについてお伝えします。

本当にワンコインで使える格安SIMはあるの?

これまでの記事でも、格安SIMに乗り換えると月額料金を2,000円~3,000円ほどに抑えられるということをお伝えしましたが、それはあくまでも平均の月額料金です。

多くの格安SIMプランが、高速通信である「LTE/4G」通信を採用しており、現在の主流になっています。

それとは逆に、低速通信(3Gなど)というものもあり、これは言葉通り通信速度が遅いです。

4Gは、「4th Generation」の略で日本語で「第4世代」、3Gは「3rd Generation」で「第3世代」のことで、通信速度の他に障害物への強度や電波の届くエリアも異なります。

LTEは4Gの中の一つの規格なので、厳密的には少し違うのですがLTE=4Gと思ってもらって構いません。

では、低速通信についてもう少し詳しく解説します。

低速通信とは

「低速通信」と言っても、テクノロジーにあまり詳しくない人にとってどのくらい速度が遅いのかイメージしにくいかもしれません。

2つの具体的な数値を見ると、その通信速度の違いがよくわかります。
高速通信=「Mbps」クラスの速度
低速通信=「Kbps」クラスの速度

もし、高速通信が200Mbpsで低速通信が200Kbpsだったとします。1Mbps=1,024Kbpsなので、低速通信は約1/1000の速度になります。

高速通信と比べてかなり遅いことがわかります。

低速通信でインターネットはできるのか

結論から言うと、低速通信でもインターネットは可能です。

ただ、使うブラウザやページの大きさなどによって読み込み速度が異なるため、一概には言えませんが、ストレスはあるけれどもできなくはないと言った感じです。

LINEなどテキストや通話は不自由なくできて、音楽ストリーミングサービスも読み込むのに多少時間はかかるものの、高音質再生でなければ可能です。

いずれにしても、LTE/4G通信に慣れている現在では、いきなり低速通信に戻るとややストレスを感じることになるでしょう。

他に低速通信でできること
・地図アプリ(かなり遅い)
・メールの送受信
・通話アプリ
・アプリ
・YouTubeなど動画再生(低画質)
など

低速通信でできないこと
・HDなど高画質での動画再生
・ビデオ通話
・アプリのダウンロード
・SNSへの写真アップロード
など

ただし、低速通信と言ってもその種類は様々で、例えば最大500Kbps以上のものであればできることは増えます。

低速通信プランについては、あとで詳しく紹介します。

低速通信プランのほとんどはデータ通信無制限

低速通信プランを提供する格安SIMの多くが、無制限でデータ通信を楽しめます。

キャリアでは、毎月7GBなど高速通信が使える容量に制限があり、それを超えると低速通信に速度制限されるというのが一般的です。

1ヶ月の通信容量に制限のある高速通信に対して、低速通信プランでは速度自体は遅いものの基本的に無制限にデータ通信を楽しめます。

では、ここからは低速通信プランのあるおすすめ格安SIMをいくつかご紹介します。

低速通信プランのあるおすすめ格安SIM

おすすめその1:DMMモバイル

「DMMモバイル」は、業界最安値を謳っており非常に人気があります。

データ専用SIMの「データSIMプラン ライト」ならたったの440円、音声通話付きの「通話SIMプラン ライト」であっても月額1,140円ととにかく安い。

また、DMMモバイルには低速通信時でも最初の読み込みが高速通信になる「バースト機能」というものが搭載されているので、そこまで遅いという感覚はありません。

月額料金を最大限に抑えたいという人におすすめの一枚です。

DMMモバイルの申し込みはこちらから→https://mvno.dmm.com

おすすめその2:ロケットモバイル

株式会社エコノミカルが提供する「ロケットモバイル」は、業界最安値の月額298円という破格の安さ。

月額298円の「神プラン」は、最大速度200Kbpsと動画視聴などは難しいかもしれませんが、音声通話対応SIMでも月額948円で利用できるのは他社にはない大きな特徴です。

また、指定アプリのダウンロードなどで貯まる「ロケモバポイント」は毎月の利用料金にも使えるのでとってもお得です。

ロケットモバイルの申し込みはこちらから→https://rokemoba.com

おすすめその3:楽天モバイル

今や国内だけじゃなく世界でも知名度のある楽天。そんな楽天が提供する「楽天モバイル」では、月額525円で利用可能です。音声通話対応SIMは月額1,250円。

楽天モバイルは、利用金額に応じて楽天スーパーポイントが貯まり、日頃からいろいろなキャンペーンをやっているのも特徴です。

楽天会員の人など、普段から楽天のサービスをよく利用するという人に最高です。

楽天モバイルの申し込みはこちらから→https://mobile.rakuten.co.jp

おすすめその4:ワイヤレスゲート

筆者も使ったことがある「ワイヤレスゲート」は、ヨドバシカメラで購入できます。

250Kbpsの低速通信が月額480円で利用でき、全国の無料Wi-Fiスポットも利用できます。

ワイヤレスゲートでは、最低利用期間や解約金がないので、ユーザーにとっては使い始めやすいでしょう。
Wi-Fi対応スポット
・BBモバイルポイント
・eoモバイルWiFi
・WI2

ワイヤレスゲートの申し込みはこちらから→http://www.wirelessgate.co.jp/service/sim.html

おすすめその5:UQモバイル

au回線の「UQモバイル」には、500Kbpsのデータ無制限プランがあります。

これまで紹介したものよりも、少し速いのでストレスなくデータ通信が楽しめます。データ専用SIMは月額1,980円、音声通話対応SIMは月額2,680円です。

高速通信のデータ無制限プランよりも通信速度は遅いですが、非常に安定した通信品質なのでユーザーから高い評価を得ています。また、月額料金も安めなのでau回線の人に一押しの格安SIMです。

また、通常格安SIMではキャリアメールに相当するサービスはありませんが、UQモバイルでは「uqmobile.jp」のメールアドレス(※)が月額200円で使えるのも嬉しいです。

※MMSでの送受信のため、通常のメールとは若干異なる

UQモバイルの申し込みはこちらから→http://www.uqwimax.jp

まとめ

今回は、低速通信プランについて紹介しました。

通信速度自体は遅いものの毎月の料金を大幅に抑えられるので、とにかく安く済ましたいという人にピッタリです。

では、この記事が皆さまの役に立てば嬉しいです。